PicnicWorkでいろんなことをやってみて。(アルバイトスタッフ若那より)

こんにちは、合同会社PicnicWorkの交久瀬です。
PicnicWorkが運営しているコワーキングスペースビィーゴのアルバイトスタッフであり、合わせてPicnicWorkでもいろんな業務を頑張ってくれた、河井若那さんが2023年の春に就職のため卒業しました!

せっかくなので、卒業記念に「PicnicWorkでいろんなことをやってみて。」という記事を書いてもらいました。とても素敵な記事(裏話が詰まっています笑)ですので、お時間ありましたらぜひ覗いていってください。

若那ちゃんの最終出勤日

こんにちは! そしてこちらPicnicWorkのサイトでははじめまして!
アルバイトとして働かせていただいておりました、河井若那(かわいわかな)です。

私はPicnicWorkが運営しているコワーキングスペースビィーゴでアルバイトスタッフをする傍ら、PicnicWorkのアルバイトとしても働かせていただいておりました!

今回は様々な経験をさせていただいたこの数年間を振り返りながら卒業文集のようなかたちで想いを綴りたいと思います。ぜひ最後まで目を通していただけると幸いです。

目次

初めてのアルバイト。

簡単ではありますが、まずは軽く自己紹介させていただきます。

河井若那(かわいわかな)
2000年生まれ。徳島生まれ徳島育ち。大学進学を機に大阪府枚方市にやってきました。

PicnicWorkとの出会いはコワーキングスペースビィーゴです。初めてのアルバイトで右も左もわからないところからスタートし、今ではたくさんの貴重な経験をさせていただきました。

ビィーゴ立ち上げ当初のスタッフ写真

ビィーゴで働き始めた当初はPicnicWorkのお仕事を直接的にすることはありませんでした。しかし、ビィーゴでのアルバイトを通じて記事作成や接客などを経験するうちに、PicnicWorkが携わっている枚方市の観光フリーペーパー「ひらいろ」「くずはマルシェ」、「Webbing」のお手伝いもさせていただくようになりました!

最初の頃は「ひらいろ」紙面の誤字脱字や数字のミスが無いか、という仕事をしていました。そんな小さな仕事から始まり、今では紙面に載ったもののWeb記事バージョンを作成したり、実際に取材をして記事も書き上げたりという仕事までさせていただけるようになりました!

「くずはマルシェ」では設営準備や片付け、他のイベントの店番などの経験もさせていただきました。

ひらいろのお手伝い

PicnicWorkのお仕事で主に私がしていたのは枚方市の観光フリーペーパー「ひらいろ」のお手伝いです。枚方に住んで間もない私は読者としても毎号お手伝いできるのを楽しみにしていました!

これが無料でいいんですか?!

私が初めてもらった仕事は「ひらいろ」のミスチェックのお仕事でした。

日本語の言い回しや値段などに数字ミスがないか、記号が間違っていないかなどを確認します。正直、私が目を通す段階は完成に等しい状態なのでミスがないかどうかはもちろんチェックしますが、純粋に一読者として毎回読めるのを楽しみにしていました!笑

楽しく読み進めながらも、同訓異字や値段の税込、税抜の統一、店舗や施設の住所などはいつも特に注意して見ていました。またQRコードから飛んだ先のサイトが一致しているかどうかも大切なポイントでした。

校正のお手伝いでは写真とことばで読者に興味を持ってもらって足を運んでもらう表現力の幅の広さ、人に伝えるだけでなく、伝える側の意図が正しく読者に伝わる書き方を学ぶことができました。それと同時にこんなに手間がかかっているものをフリーペーパーとして無料で配布して良いのか?!という感情も生まれました。笑

私の手元に来るまでに取材のアポを取って重たいカメラや機材を持ち色んな所に出向くおさやさんとパインさんを見て、私もいつか自分で取材したものが公に出るといいなぁと漠然と憧れを持ち始めます!

取材音声の文字起こし

PicnicWorkのお仕事はもちろん「ひらいろ」だけではありませんでした。コワーキングスペースビィーゴの運営はもちろん、そのほかたくさんの企業の広告や取材依頼など、皆さんいつ休んでいるのかわからないくらい働いています。そんな忙しい皆さんに代わって、私が取材音声の文字起こしをするようになりました。私のタイピングスキルはこの文字起こしで鍛えられたと言っても過言ではありません!

取材音声の文字起こしの難しいポイントは二つありました。「取材を受けている方が二人以上いる場合の聞き分け」と「不鮮明な声を文字にする」ということです。

基本的に取材音声は取材をするおさやさんと取材を受けているお店や施設の人の二人が話している音声を聞き取って文字に起こします。この場合、二人の声の聞き分けはもちろんできます。また話の内容からもどちらが今話しているのかというのは明確に判断できます。しかし取材を受けている方が二人以上いる場合は複数人の声を聞き分けることが難しくなります。さらに私も全く知らない人であればなおさら判断するのが難しくなりますし、全員女性や全員男性となるとますます聞き分けをすることが難しくなります。多い時には五人ほどの声を聞き分けなければならず、文字起こしのシートには途中から「?」や「多分……」のような書き方が増えたこともありました。笑

また不鮮明な声を文字にしなければならないこともあります。これが一番苦戦したことかもしれません。私は実際に取材現場に同行したわけではないので、文字起こしをする際に初めて取材音声を聞きます。事前に取材内容は教えていただいていますが、専門用語や方言、地名が出てきた時には実際に調べて自分が聞こえた音声が正しいかどうか判断していました。はっきりと聞こえない時もたくさんあります。わからなかったところは一旦空けておいて先に進め、後から「このことか!」とわかる時もあります。

取材音声の文字起こしはあくまでも文字としての記録ですが、実際にWebに掲載する記事を作る際には文字起こしのシートから作ることがほとんどでした。そのため文字起こしの段階でできるだけ完璧に近い状態で文字として記録しておくと後からの余分な手間を省くことができます。

数分、数十分の音声を文字起こしするのは時々停止しながら確認しつつ進めるため倍の時間がかかることもあります。正確性も速さも追求した結果ブラインドタッチが上手にできるようになり、自分でも成長を感じることができました! オンライン授業が当たり前になった大学生活でも授業のノートをとったりレポートを書いたりと様々な場面で役立ちました。

紙からWebへ

「ひらいろ」は紙媒体だけでなくWebサイトの方でもより詳しい情報などを記事にまとめて投稿しています。取材音声から文字起こしをしたシートを参考に、紙面には掲載しきれなかった内容をWeb記事としてまとめるお仕事を私ももらえるようになりました。

▼若那作記事

Webに掲載する記事では写真も文字もたっぷり使えます。紙面からサイトに飛んで目を通した時に十分な満足感を感じられるよう、詳細まで書くことができるのがWeb記事を書く楽しさです! 私は大学進学を機に枚方に来たので初見の情報がほとんどだったので、制作・編集側でありながらも一人の読者として記事の構成を考えるのが好きでした。

特にカフェはシーズンものの期間限定メニューやひらいろ取材用に特別なキャンペーンを作っていただくことがあったので、「絶対に逃さないぞ!」と前もって自分のスケジュールに書いておくこともありました(笑)

実体験を自分の言葉で伝える

取材音声を聞くだけでなく、実際に取材をさせてもらったことも実は何度かあります! その中でも思い出に残っているのが国見山・交野山のハイキングです!

人生初の登山とハイキングでとっても楽しい取材でした! 取材というよりもはや遠足気分です(笑)

おさやさん、パインさんに写真を撮ってもらいながら同じくアルバイトとして働いている上北さんと一緒にのんびり歩きました。途中でみんなでホットサンドを作ったり焼きマシュマロを作ったり、時給が発生しているとは思えない楽しい時間を過ごしました!

実際に自分が体験したことが紙面やWebに掲載されて形になるとすごく嬉しいものです。自分の感じたことを自分の言葉で書くことができます。このようなレポート記事は実体験を元に書くことができるので説得性を持たせることができ、自分の言葉選びについても考える機会になるので大変勉強になりました。

▼出来上がった紙面

▼出来上がった記事

くずはマルシェ

毎月最終の土日にくずはモールで開催している「くずはマルシェ」の会場設営や片付けもお手伝いしていました。

おさやさん、パインさんと一緒に三人で多いときには80店舗ほどが並ぶ会場の準備と片づけをします。「ひらいろ」の記事作成の仕事とは真逆の肉体労働です! 運動は全くしないので毎回次の日は筋肉痛になります。笑

仕事内容はマルシェの出店者の方が自分の店の位置がわかるようにテープでの区画分け、机や椅子、レジのセッティング、延長コードの設置、POPの掲示などです。私はいつもパインさんと一緒に配線やテープ貼りをしています。うまく連携を取って何事もなく順調に手際良く作業できたときはテンションが上がります(笑)

くずはマルシェのお仕事終了後はご褒美も付いてきます! みんなで一緒に食べる夜ご飯です! 「今日何食べる?」「今日は何の気分?」と、作業しながらご飯の話をするのが好きでした(笑)

Webbing

私が大きく成長できる機会を与えてくれたのが「Webbing」の記事作成です。「Webbing」とは最新の婚活情報をお届けするメディアです。

最初に声をかけていただいたときは正直大学生の私が書けるのか、書いていい記事なのか、と不安に思っていました。婚活情報サイトの読者となると、私より年上である人生の先輩ばかりなので説得力や表現方法など至らない点があるのではないかと思ったからです。ですが、私が書きやすいようなテーマや私だからこそ書けるテーマを選んでくださり、説得力を持たせつつ読み手の得たい情報を的確に伝える方法を学ぶ貴重な機会になりました。

SNSや同性婚に関するテーマなど大学生という若者の目線を生かした記事を書かせていただきました。

「ひらいろ」や「コワーキングスペースビィーゴ」で書く記事とは異なり、より厳密にキーワードや検索順位を考えながら書いていたので実際に記事を書いていく前の準備段階でも他の記事作成よりたくさんの時間を使いました。一つの仕事として結果を出すためには色々な人の協力の下で計算されて考えられているのだと改めて知る機会となりました。

PicnicWorkだからこそできる仕事

様々な成長する機会をくださったPicnicWorkメンバーはみんな個性的な人が集まっています。人柄も経歴も個性派揃い!といったようなところです(笑)

個性派と言ってもチームとしての連携プレーはPicnicWorkの四人にしかできないことだと近くで見ていて感じます。それぞれの得意分野がそれぞれの苦手分野をカバーし合っているので、この四人だからたくさん仕事の依頼があるんだろうなぁと思います!

たまに仕事しすぎでは?と心配になるようなこともありますが、街でPicnicWorkの制作物や広告を見かけたときには、私はこんな素敵なものを作る人達と一緒に働くことが出来ているんだ、と嬉しく思います。一般的な大学生活を送っていたら経験することのなかった機会をたくさん与えてくれたPicnicWorkの皆さんには感謝しています!

PicnicWorkで働いて得たもの

PicnicWorkで働いてみて、好きなことや得意なことを仕事にして自分らしく働くことの大切さや楽しさを知りました。

PicnicWorkの皆さんは正直とっても忙しそうです。ですが仕事に対する熱量は世間一般の会社員より圧倒的にあるのではないかと思います。それも自分の得意なことや好きなことを仕事にできているからだと感じる場面がたくさんあります。私も記事作成の数をこなしていくことでだんだんと好きになって得意になっていきました。するといろんな記事を書くチャンスをもらえるようになり、より高い熱量を持ってひとつひとつの記事を書くことができたような気がします。

人生の大きな舵を切る大学生という時期に、PicnicWorkメンバーのような仕事に全力を注いでいる大人たちを間近に見ることができて自分はラッキーだと思います。実際に私が今後働く会社もPicnicWorkと同じような仕事内容の会社です。確実に影響を受けています。もちろん良い影響を!笑

仕事への向き合い方や人生の選択肢の幅広さをたくさん学ばせてもらいました。今度は私も一人の社会人として成長した姿を見せられるように新たな環境で自分らしく邁進したいと思います!

それから、仕事はもちろんプライベートでもご飯に行ったり旅行に連れて行ってもらったりしたので、今後も定期的に仲良く一緒にお出かけしたいなぁ〜と思っています。PicnicWorkの皆さん働きすぎなので!笑

(ここまで)


若那ちゃんは、できたばかりのふわふわしているPicnicWorkやビィーゴとともに、4年間ずっと一緒に歩んでくれた心強く頼もしいメンバーでした。いつも笑顔でポジティブで、何度元気をもらったことか…!
卒業はめっちゃ寂しいですが、これからの社会人の活躍を楽しみにしています。
またいつでも帰ってきてほしいです♪待ってます!本当にありがとう!!(交久瀬)

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